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ほぼ週刊 JKT48推し!

結成当初からJKT48箱推しヲタのブログ。Blog yang pnya JKT48 Wota dari Japan

大事件! JKT48×ホンダの新バイクCM放映開始 ライバルの人気アイドルから奪った大企業の広告枠

目次

◆はじめに
◆インドネシアのホンダはバイクとクルマが別会社
◆超有名企業のCMで認知度アップ
◆デビュー当時のライバル、人気アイドルチェリーベル
◆HONDAのバイクCMキャラクターはチェリーベルだった
◆ライバルを蹴散らして奪った大企業の広告=ブレイクの証

はじめに

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さまざまな企業とタイアップしているJKT48。このたび、またひとつ新しい出演CMが放映スタートしました。HONDAの売れ筋バイク、BEATのテレビCMです。

「なんだ、HONDAならいままで何度もCMやイベントに出ているじゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。しかしJKT48がホンダのバイクCMに出ていることは、大事件なのです。JKT48がブレイクしかけていると断言する材料たる事実と言っても過言ではありません。では、この一件がなぜ事件なのか、お話しましょう。

インドネシアのホンダはバイクとクルマが別会社

なんどかこのブログでも触れていますが、おなじHONDAでも、車(四輪)とバイク(二輪)は完全な別会社です。
このリンク先によると、http://www.honda.co.jp/group/Indonesia/
二輪の生産と販売を行うP.T. Astra Honda Motorは、「関連会社」。
四輪の生産・販売、四輪エンジンの組立と部品生産を行うP.T. Honda Prospect Motor.は「連結子会社」となっています。この呼び方が違う理由はわかりませんが、それぞれ別の会社であり、会社名をみてもわかるとおり、それぞれ別の現地パートナーと組んでいるということです。つまり、これまでJKT48はホンダ(四輪)のCMに出ていたわけですが、二輪のCMには出演したことはありませんでした。同じHONDAでも、まったくの別会社で、異なる意思決定がされているわけです。まったく別の新しいクライアントを得たということ。

ちなみに、P.T. Astra Honda Motorの現地パートナーであるアストラは、トヨタなど他の日系企業のパートナーでもある、超大大大企業です。

アストラ・インターナショナルはトヨタ自動車 (インドネシア国内最大の販売ブランド)、プジョー、ダイハツ工業、BMW、いすゞ自動車、日産ディーゼルと独占販売契約を結んでいる。アストラ・インターナショナルはダイハツといすゞの国内における自動車生産事業も行なっているほか、インドネシア国内販売台数が最大のオートバイメーカー、ホンダとオートバイの独占販売、生産契約を結んでいる。
引用元:アストラ・インターナショナル - Wikipedia

独占禁止法とかにひっかからないのか…?

超有名企業のCMで認知度アップ

現在、新興国ではバイクが飛ぶように売れています。なかでも、インドネシアはインド、中国に次いで世界三位の販売台数。ぼくがインドネシアに初めて住んだ2011年、自動車協会(Gabungan Industri Kendaraan Bermotor Indonesia)の発表では年間860万台のバイクが売れていたと記憶しています。そのなかでもHONDAのシェアは60%越え。企業の格として、二輪のP.T. Astra Honda Motorは圧倒的な有名企業と言えます。いままでのJKTが出演したCMの中でも、かなり拡散力が大きく、知名度が高まった証ともいえるかもしれません。

ちなみに、ホンダとヤマハにくわえスズキやカワサキを含めると、バイク市場のシェア90%以上。インドネシアで走ってるのは、ほとんどが日本メーカーのものです。

デビュー当時のライバル、人気アイドルチェリーベル

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JKT48が結成されたのは2011年の11月。そのデビュー当時、「インドネシア初のアイドル」として関係者やマスコミが息巻いていたわけですが、実は同じ年の2月、チェリーベルというガールズグループがデビューしています。「アイドル」という言葉は日本語であるため、このグループは「ガールズバンド」と呼ばれていたわけですが、(もちろんJKT48も同じ。近頃は「Idol group」という表記もちらほら見るようになったが、別の機会に)歌って踊る、バラエティ番組への出演など、活動はいわゆる“アイドル”そのもの。

当時、東南アジア全域でK-POPが大人気になっていたころでした。K-POP風の音楽やダンス、コスチュームなどをコンセプトにして、結成されたのがチェリーベルでした。そのスタイルが受けて、テレビやコンサートにひっぱりだこ。このグループの結成から一年弱後にデビューしたのがJKT48だったので、デビュー当時のJKT48は、「チェリーベルみたいなのがまた出てきた」みたいな感じで、インドネシア人からは受け入れられていたわけです。

ジャカルタ在住時、ぼくはテレビを持っていなませんでした。しかし会社や出先でしか見ていなかったぼくですら、チェリーベルの有名な曲を口ずさめる程度には、チェリーベルの露出度は高いものでした。

さらに付け加えるべきことがひとつ。チェリーベルは結成にあたってオーディションを行いましたが、SCTVという民放キー局とタイアップする形でこれを行いました。日本で例えるならASAYANとモーニング娘の関係でしょうか。チェリーベルはデビュー後の安定的なテレビ露出が容易だったため、認知度を上げやすいという有利な環境にいました。おぼろげな記憶ですが、JKT48はデビューから約2年の間、SCTVの番組に出演していません。歌番組で複数回出演済みでした。しかし他局に比べてかなり少ない。(1226_14訂正)チェリーベルとバッティングしている芸能人であるため、出演オファーが来なかったのではないかと邪推してしまいます。(このへんの話、「48G海外フォーマットの限界」という話でもあるので、そのうち書きます)

ここ最近はJKT48がSCTVの番組に出演するというケースがあったため、これまで積極的でなかった放送局も認めざるをえないほどの認知度をJKT48は獲得しつつあるのだと、ぼくは考えています。

HONDAのバイクCMキャラクターはチェリーベルだった

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もともと1970年代からインドネシアに進出していたホンダ。通貨危機を乗り越えて2000年代には順調に売り上げ台数を伸ばしていたのですが、2008年頃からヤマハが猛追しはじめ、2009年の上半期、ついに単独首位を奪取されてしまいました。

そこで2011年と2012年に、HONDAはこれまでにないほどの宣伝広告費をインドネシア市場に投下しました。ぼくがじゃかるた新聞に勤務した3年弱の間に、全面広告が入ったのは数えるほどでしたが、そのうちの何回かはホンダでした。テレビ、新聞、雑誌、ネット、さまざまなメディアでブランドイメージ向上のための広告や、商品広告をバンバン出稿。そのうちのひとつがチェリーベルを使った、ビートという看板商品の広告でした。

ヤマハの猛追をくらって、確固たるトップの座を築くために打って出るCMにはデビュー間もないJKT48はマッチしなかったのか。それともホンダの広告代理店である博報堂が、電通がマネジメントをしているJKT48を敬遠したのでしょうか。理由はわかりませんが、業界トップのバイクブランドが選んだCMキャラクターは当時人気絶頂に近いアイドルグループ、チェリーベルでした。

ついに勝ち取った枠 ブレイクの証?


TVC All New HONDA BEAT ESP - 30s - YouTube

そこから3年の月日が経ち、JKT48がホンダのバイクCMに抜擢されました。この場合、“JKT48が日本発コンテンツ”だから起用されたのではなく、“認知度が高い”からだと考えられます。


ここまで読んでいただいた方は、このCMの意味をもうお分かりのはず。

1:同じホンダでも、まったく別会社からのオファーである
2:バイクのホンダは、インドネシアでも超有名大企業
3:格上ライバルから奪った有名企業のCMキャラクター枠

これまで「JKT48はインドネシアでブレイクしているの?」という質問を数え切れないほど受けてきました。それに対する答えはいつも「NO」。日系企業ではなく、現地有名企業の広告に出て、テレビでの露出も増やし、一般向けの知名度を上げないとブレイクとは言えない、と言い続けてきました。

しかし、最近は週に2本の冠レギュラー番組をもち、格上ライバルであったチェリーベルからCM枠を奪うなど、ついに一般向けの認知度すらも上がってきたと言わざるを得ない領域に。

何を持ってブレイクというのかは難しいですが、「インドネシアでも人気あるの?」と聞かれる分には「YES」と答えても良い水準には達していると思います。その証明のひとつが、このホンダのバイクCM出演なのです。

さらに、インドネシアのホンダはASEAN向けの輸出に向けた動きもあります。ホンダのバイクと共に、JKT48もASEANへ進出!? なんて展開を期待してしまいます。

お読みいただきテリマカシ~。