ほぼ週刊 JKT48推し!

結成当初からJKT48箱推しヲタのブログ。Blog yang pnya JKT48 Wota dari Japan

JKT48ライブin横浜アリーナ @JAM EXPO2014レポート後編と、JKT48が日本で好評を博すことの意味

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前編では物販までの経過を書いたので、後編ではそれぞれ違うステージで二回行われたライブについて。
前編はこちら
JKT48ライブin横浜アリーナ @JAM EXPO2014レポート 前編 - ほぼ日刊 JKT48推し!

目次

◆ライブ1回目@ブルーベリーステージ
◆ライブ2回目@ストロベリーステージ(メインステージ)
◆イベントを通しての雑感
◆蛇足:JKT48が日本で好評を博すことの意味

ライブ1回目@ブルーベリーステージ

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ブルーベルーステージにてパフォーマンスするJKT48

14:20分頃、見たところ、およそキャパ500人くらいの会場が3/4ほど埋まった状態でスタート。

セットリスト

M0:Overture

M1:Ingin bertum(会いたかった)

M2:Baby Baby Baby

M3:Gadis Remaja(少女たちよ)

M4:First Rabit(ファーストラビット)

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ファーストラビットを披露

MC

MCでは、各メンバーが日本語で自己紹介していた。あまり見ない光景なので、レポしておく。インドネシア語でいつもの自己紹介をするメンバーもいるが、ほとんどは少しだけ日本語を加えていた。こういうイレギュラーな場面で、少し工夫をできるメンバーは、伸びていくんだろうなと感じた。

例えば2012年にジャカルタでAKB48とJKT48がライブを演った時にも、指原はひとりだけインドネシア語の単語を使っていて、MCで爆笑を誘っていた。そのときどきで工夫をする努力を怠らない結果が、今の地位につながっているのだと思う。

今回で言えば、特にユッピことシンディユフィアはさすがと言わざるを得なかった。JKT48をあまり知らない人たちの関心をばっちり引いていた様子。

この「ジャカルタのみおりんみたいな子」はおそらくユッピのことでしょう。この人が推すと卒業してしまうというジンクスを聞いたこともあるので、見つかってしまったのは複雑でもあるけど…
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「アイカツ!」衣装を着ているユッピ
このユッピは、最近発表になった「アイカツ!」インドネシア進出の際にイメキャラに起用されたJKT48の中で、ひとりだけ衣装が違うメインの扱い。二期生の中ではかなり勢いがあるメンバーなので、要チェック。

自己紹介部分

タタ:おしゃべりのタタです。

サニア:Manis dan selalu disiplin, Aku Shania

メロディ:JKT! (観客:48!)JKT! (観客:48!)岡山フルーツ大使のメロディです。

フィニ:私の名前はフィニです。

イカ:イカです。

ディク:みかん大好き!ディクです。

フェ:恥ずかしがりのフェです。

はるか:ジャカルタで有名になりたい、絶対なります。仲川遥香です。

ユッピ:(自分を指さして)かわいいですか?ゆっぴです。

ナオミ:日本大好きなナオミです。

ジェジェ:Selalu ceria dan berusaha membahagiakan semuanya, panggil aku Jeje

キナル:say wow!(観客:Wow)say wow✕3!(観客:Wow✕3)かっこいい目指してるキナルです。

ベビー:I love you(観客:baby×3) みんな愛してるベビーです。

チカリナ:みらくるみらくる(観客:きっとくる)近野莉奈です。

ナビラ:うさぎが好き、ナビラです Let's have fun together!

ファンカ:ファンカです。

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ステージ終わりのお辞儀

雑感

客入り、盛り上がりばっちり
開始一時間前に会場入りし、JKT48より出番が一つ前のGEMというグループから見てたのだけれど、最善からは程遠かった。お客さんがかなり集まっていて、ノリもよく、とても盛り上がっていたのでひと安心。客少なかったらどうしよう…と心配していたので。最善行けなかったのは残念だったので、この次のステージでは反省を活かし、二時間半前から会場入りした。

途中、観客が盛り上がりすぎて自己紹介が聞き取りづらかったり、メンバーも話し始めて良いのか戸惑ったりする部分もあったけれど、それは他アイドルのファンも多いフェスなのでご愛嬌か。

言葉が通じないとはいえ「会いたかった」や「Baby Baby Baby」など、ノリやすい曲が多かったこともあって、地蔵はほとんどいなかった。それどころか、何人かモッシュやダイブのようなことを行う激しいノリの人たちがいて、少し不愉快な思いをした。地下のノリはこんなもんなのかなと思い、特に触れなかったけど。

ライブ2回目@ストロベリーステージ(メインステージ)

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メインステージでフライングゲット披露

17:20から、横浜アリーナメインステージでのライブ。二時間半まえから会場入りし、なんとか前の方にもぐりこむ。二列目まで入れたので待機していたところ、パスポヲタの方がJKT48だけなら、ということで最前列を譲っていただいた。2年以上JKTを見続けて初めての最前列だったのでとても嬉しかった。いままでは正直そんなに変わらんだろ、と近さにはこだわっていなかったのだけれど、二列目までと最前列は全く違う世界だった。

セットリスト

M00:Overture

M01:Flying Get(フライングゲット)

M02:RIVER

M03:ヘビーローテーション (日本語バージョン)

M04:Ponytail to Shushu(ポニーテールとシュシュ)

M05:Gingham Check(ギンガムチェック)

M06:Musim panas Sounds Good(真夏のSounds Good!)

M07:Fortune Cookie "Yang Mencinta(恋するフォーチュンクッキー)

M08:Papan Penanda Isi Hati (心のプラカード)

MC

メロディ:みなさんこんにちは!
メンバー全員:私たちはJKT48です!
サニア:みなさんジャカルタはどこにあるか知っていますか?
近野:ジャカルタは東南アジアのインドネシアの首都で、日本から飛行機で約七時間くらいかかります。はい、ここですね。(モニターを指差しながら)今日はせっかくなのでみなさんと一緒にちょっとだけインドネシア語のレッスンをしたいと思います。
はるか:はい、そんなわけでじゃあインドネシア語で「こんにちは」はなんと言いますか?せーの!
メンバー全員:スラマシアン!
近野:おげんきは?はお元気ですかは?
サニア:アパカバールです、みなさんアパカバール!
観客:アパカバール!
はるか:えーと、アパカバールと聞かれたら、バイクと答えてください。バイクは「元気です」という意味です。それでは皆さん一緒にやってみましょう。
メンバー全員:アパカバール!
観客:バイク!
近野:みなさんがインドネシア語を覚えてくれるととても嬉しいです
はるか:それでは次の曲に行きたいと思います。

MC2

はるか:私たちJKT48の曲を聴いていただきありがとうございます。
メロディ:みなさん盛り上がってますか?
はるか:次の曲はですね、AKBも今週発売した心のプラカードです。この曲はジャカルタフォ…ジャカルタでJKT48もニューシングルとして同じ日に同じ曲を出しています。なので、ジャカルタでもみんなで一緒に踊って盛り上がっているので、是非今日この会場にいる皆さん、踊れる人は一緒に踊って盛り上がってください。
サニア:それでは聞いてください、「心のプラカード」「Papan Penanda Isi Hati」です。

イベントを通しての雑感

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メインステージにてパフォーマンスするJKT48
Overtureが流れ、始まるか!?と観客全員が思った後に、スクリーンで紹介が流れ初めて肩透かしをくらった。JKT48の前に出番だったアイドルのステージでも音響ミスがあった。大きな会場のライブは大変なんだろうけれど、それ以外はミスもなく、安心した。

JKT48単体として初めての日本でのライブだったため、メンバーも気合が入っていた様子。ストリーミングで自宅から見ていた超古参ヲタや、海外から見たというファンは「いつもより気合入ったすばらしいパフォーマンスだった。いつもあのくらいやって欲しい」と言っていた。

最前列で見ていたということを差し引いても、素晴らしくエネルギッシュなステージだったと思う。特に、パフォーマンス中に魅力がグンと上がると評判のシャニアは別格だった。JKT48ファンの間で有名な「シャニアターン」というKFCダンス中のターンがあるのだけど、間近で見るとより魅力的だった。

登場後に着ていた黒い衣装は僕の知る限りでは初見で、新しい衣装だった。重そうな服で「River」や「ヘビーローテーション」をやるのはしんどそうだったけど、ひらひらした服で踊りが映えていたように見えて、JKT48のエネルギッシュなメンが伝わったのでは。途中衣装を変えて、「BINGO!」の衣装になったのだけれど、その曲はやらなかった。

後ろから見ていた知人は「途中からほとんどの客がノッてきていて、地蔵はいなかった」と言っていた。@JAMに来る客の中にはアンチ48グループも多いと聞いていたので、地蔵ばっかりでメンバーが落ち込んだら嫌だな〜と心配していたのだけれど、杞憂に終わった。

ライブ終わりで近くにいた女性二人組が、JKT移籍まではるか推しだったというので話を聞いてみた。すると「はるか、いい女になったよな〜」と口を揃えていたのが印象的だった。女性の目から見ても魅力が増しているというのは、本人が聞いたら嬉しいんじゃないだろうか。以下気になったツイート。

よくわからんが楽しかったというのは、パフォーマンスとして最大級の賛辞だろう。ファンとしてとても嬉しい。キャッチーで振りコピしやすい曲なんだろうな。BABY×3はJKT48がカバーしたことで蘇った、埋もれていた名曲といえるかもしれない。これと同じ理由でHKTや他の地下アイドルに流れた方も多いと聞くが、JKT48もこの「過去の上り調子だったAKB48」のような雰囲気があると思う。

JKT48を見た観客数は不明だけれど、イベント全体の来場者は約1万1千人とのこと。メインステージでトリに近い出番だったので、その1/3〜2/3である3千〜5千人くらいいたのでは。同じ日に48グループが握手会をやっていたり、集客としては苦しい状況ではあったが、物珍しさも含め多くの客が集まったことは、大きな収穫となったに違いない。

蛇足 JKT48が日本で好評を博すことの意味

JKT48が日本で好評を博すということは、メンバーやファンにとってとても大きな意味を持つ。JKT48はみなさん御存知の通りAKB48の姉妹グループである。つまり本家本元は日本なのである。例えばUKロックに憧れてバンドを始めたミュージシャンがイギリスでライブを演ったとして、自分たちをしらないとはいえ観客が盛り上がったらとても嬉しいだろう。という例えを、ぼくはよく使っている。

その意味では今回のライブはメンバーにとっても自信となったはず。「日本でも人気」というイメージは、彼女らがインドネシアで地位を築いていくうえでも重要なことなので、その意味でも大きな収穫だった。こちらのエントリを参照していただけると、その意味について詳しく書いている。

注:JKT48の3rdシングルは『恋するフォーチュンクッキー』ではない。- JKT48が現地で人気を得るために必要なこと - ほぼ日刊 JKT48推し!
いずれにせよ、JKT48にもっと活躍してほしいと思うファンは、日本でイベントが有った際にはぜひ足を運んでいただきたい。自分が行ったところで、と思うかもしれないが、会場が小さいイベントの場合50人〜100人集まるだけでも大きなインパクトを与えることができる。100分の1というのは思いの外大きい役割ではないだろうか。

次は単独でのライブを行える日を待ちたい。出張公演的に劇場を使わせてもらえたりしないのかな?とたまに思ったりする。

以上、「JKT48ライブin横浜アリーナ @JAM EXPO2014レポート 後編」でした。
番外編として、来月ジャカルタの握手会に行って日本公演の感想を書くメンバーに尋ねる予定。


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