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ほぼ週刊 JKT48推し!

結成当初からJKT48箱推しヲタのブログ。Blog yang pnya JKT48 Wota dari Japan

インドネシア人のJKT48ファンにとって「恋人にしたい女の子」の条件とは

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写真:お洒落なジルバブ着用するナビラ 彼女のツイッターアカウントより

JKT48含む48グループファンを公言していると、推しメンバーを決めた際の決め手が何だったか、と聞かれることがままある。アイドルを応援する動機は様々あるだろうが、その中で大きなものは疑似恋愛感情であったり、目の保養であったりするのだろう。そのため多くの場合、きっかけは外見が好みのタイプであるといったことがキーポイントなのだと思う。

日本でも「恋人にしたい有名人ランキング」などがメディアで取り上げられ、芸能人の認知度に大きな影響を与えている。そしてそういった企画の中身を見てみると、恋人にしたいと感じる要素の中でも「かわいい」「性格が良さそう」などの要素が重要視されているようだ。

さてインドネシア人のJKT48ファンにおいても、その感覚はほとんど同じ。推しメンの好きなところを聞くと色々なエピソードが出てくるけれど、やっぱり一番強い要素は「かわいい」と思ったからだという。

しかし「感覚はほとんど同じ」としたのにはワケがある。ご存知の方も多いと思うが、インドネシアはイスラム教徒が多い国で、数字にして約9割を占めている。そしてイスラム教徒は異教徒と結婚することはできない。前職の先輩方にも、イスラム教徒のインドネシア人と結婚するために改宗した方何人もいた(完全に余談だけど男性の場合割礼をする。最近は技術が進歩してあまり痛くないらしい)。

これが何を意味するか。基本的に、恋愛の行く先のどこかに結婚というポイントがある。疑似恋愛を楽しむ中で、例えば、好きなあの子ともし結婚したら…という妄想を繰り広げることもあるだろう。その際に好きになる相手はイスラム教徒である必要があるのだ。

かいま見える根強い宗教観の対立

ぼくの友人のひとりがこんな話をしていた。彼はイスラム教徒のインドネシア人で、JKT48の中ではジェシカ・フェランダというメンバーのファンだ。そして彼女はキリスト教徒である。イスラム教徒でありながらキリスト教徒のメンバーを応援するぼくの友人を快く思わずに、批判をしてくるJKT48ファンも少なくないという。「日本人なのになぜK-POPが好きなのか」という類いのネトウヨ的発想に極めて近いと言える。

いずれにせよ、彼女にしたい女の子の条件として真っ先に上がるのは、かわいいことでも、性格がいいことでも、ましてやお洒落なことでもない。イスラム教徒であることなのである(もちろんイスラム教徒にとってはであって、他の宗教を信仰している人は別)。この感覚はわれわれ日本人にとっては新鮮かもしれない。

そのため、JKT48のメンバーの中には「ちゃんとお祈りした〜?」とツイートしたり、「お祈りしてきたよ」とジルバブ(頭に巻くスカーフのようなもの)を着用した写真をアップする子がけっこういる。そしてその行為は極めて好意的に受け止められている。もちろん彼女たちにとってお祈りの呼びかけは自然な行為で、人気のために行っているのではない。

イスラム教徒アピールの強いメンバー

JKT48の中でも圧倒的な人気を誇るメンバーのナビラもそのひとりだ(冒頭の写真参照)。彼女のツイッターアカウントのフォロワー数は150万近い。これは劇場に足を運ぶ熱心なファンだけでなく、ある程度広範囲から認知されている、ある種JKT48の顔のひとりである。そしてその人気の秘訣のひとつに、このイスラム教徒であることをしっかりアピールしていることが挙げられると、ぼくは考えている。
ちなみに、彼女はそこまで厳格なイスラム教徒という訳ではなく、普段はジルバブを着用していない。
普段はこんな感じ。

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写真:ナビラのツイッターアカウントより

ほかにもアヤナというメンバーのイスラム教徒アピールが強い。
彼女はJKT48一期生で日本とインドネシアのハーフで、総選挙でも選抜入りしている。ハーフであることやおっとりした性格などに加えて、このムスリムアピールが根強い人気を支えているのではないだろうか。

以上、長々と書いてきたが結論として。インドネシア人のJKT48ファンにとって「彼女にしたい女の子」の条件とは。ずばり、イスラム教徒であることが欠かせない条件である。

もちろんジェシカ・フェランダ推しの友人のような人もいて、様々な宗教が混ざり合っているのがJKT48の面白いところ。それについてはまた別のエントリで。